酒40、食30、店10、物10、他10。たぶん。


by ranjin
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老松「夏柑糖」

老松(京都府京都市上京区北野上七軒)の「夏柑糖(なつかんとう)」です。老松は朝廷での儀礼と共に、朝廷で供されるお菓子の職人達を指導していたそうです。「有職菓子御調達所」というところにも来歴が感じられます。

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こちらは純粋な夏みかんを使用して4月頃から9月頃にかけてつくられるお菓子になります。山人艸果(さんじんそうか)というシリーズの中の一つです。



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袋を開けると夏みかんの形そのまま。柑橘の芳香が夏の暑さをやわらいでくれます。



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ふたになっているへたの部分を開けると、寒天でかためられた夏みかんのエキスが詰まっています。甘さ控えめ、若干の渋み、一般的に口にする柑橘類とはどこか違ったお味に、スプーンが引き込まれます。スプーンを一匙いれて、くずす様に一口含めば夏の暑さもどこへやら。

4月からつくられているとのことですが、やはり夏場に頂きたい、爽やかな逸品です。

なお、伊勢丹新宿店で購入しました。

謝辞:こちらのお菓子はなみへいさんご紹介のものでした。ありがとうございました。




袋には「山人艸果 夏柑糖 非時香果」とあります。「非時香果」とは登岐士玖能迦玖能木實(ときじくのかぐのこのみ)で古事記にも出てくる不老長生の妙薬のことです。橘とするのが一般的だそうですが諸説あるそうです。古事記では橘としている(今橘者也)ので、その意味では橘なのだと思いますが、今で言う橘と同じかは解りませんね。
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by ranjin | 2005-08-11 00:01 |