酒40、食30、店10、物10、他10。たぶん。


by ranjin
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カテゴリ:旅( 8 )

前回の続きで最終回の第三回を掲載します。昨年11月の旅の記録です。
…といいつつ、最終日はどこにも行かなかったのでした。友人宅で競馬を見たりぼけーっとしておりました。
「えー」というご感想を頂いてしまうかも知れませんが、名古屋、行く所がなくなりました。
加えて前日飲み過ぎて体調不良でした(あれ?)。
というわけで、尻すぼみで大変恐縮ですが今回の連載は終了です。

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by ranjin | 2007-01-14 00:57 |
随分間が空きましたが、前回の続きである第二回を掲載します。11月の旅の記録です。全般的に喜びと残念さが交じっております。

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二日目は名古屋の友人が仕事があるので、東京の二人で観光と相成りました。まずは腹ごしらえにと、栄の「いば昇」でひつまぶしを頂きました。
確かに美味しいとは思いますが、やはり何度頂いても鰻は蒲焼きや白焼きの方が好きです。ひつまぶしは鰻の美味しい食べ方にはどうも思えないのでした。


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我が儘を言って、和菓子屋巡り。栄のお店から「川口屋」。女将さんと息子さんと思しき方が対応して下さいましたが、なんともあたたかい対応でした。名古屋の茶人から好まれるとのことでしたが(今回伺ったお店は全てそういった評判から)、敷居の高さはなんら感じませんでした。価格もこなれています。

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同じく栄のお店から「亀末廣」。中に入ると風格を感じます。京都の亀末廣ののれんわけということもあるのでしょうか。とはいえ、ご主人、奥様と思しき方の物腰が柔らかく、落ち着いて購入することが出来ました。やはり上生菓子は京都の有名店並のお値段がします。

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さて、和菓子もしっかり購入しましたので、観光に出かけました。果たしてこちらはどこでしょうか。注:ナウシカではありません。

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なぜ、鹿が。注:ナウシカではありません。

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正解は名古屋城でした。名古屋名所の筆頭に訪問。訪問してわかりましたが、中は観光地化しすぎていて興ざめしてしまいました。外観もバリアフリーだかわかりませんが、エレベーターが横から設置されていて、もう、なんだか言葉を失うばかりです。
城は昇りにくくて当たり前で、そこを曲げるのは逆に意味がないのではないでしょうか。なんでもバリアフリーであれば良いわけではないでしょう。説明用、紹介用の施設は別にきちんと用意して、復元であっても、もっと言えば城趾で十分ですが、城は城として残すのが本来的な有り様ではないでしょうか。居住するわけではないのですから。

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金鯱の下らないレプリカにもすっかりくたびれたので、川口屋さんのお菓子を広げます。

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頂いて思ったのは、名古屋のお菓子のレベルの高さでした。美味しい。価格以上のお味がしました。写真には写っていませんが、特に椿餅が大変美味。写っていない理由は先に食べてしまったからです。

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催しがあるのでしょうか。踊る方々。

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名古屋城を後にして、錦の「むらさきや」を訪問。中には賞味出来るスペースもあって、大変ゆったりとした空間。半生菓子など面白そうなものがいくつもありました。お値段は川口屋さんと同じ価格帯でした。
ただし、店員の方の対応に二人して気分を害しましたので、恐らく再訪しません。お菓子によっぽどの魅力がない限り他のお店に伺うことでしょう。こういった所はとても大切だと感じた次第です。

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味噌カツとビールをお三時(?)に頂いた後、新栄の「川村屋」を訪問。川口屋と同じ様なこじんまりとした家族経営と思われるお店でした。価格帯も同様です。生菓子の種類が多くて目移りしてしまいました。奥様と思しき方のうっかりも面白く楽しくお店を後にしました。

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むらさきやのお菓子です。いずれも生菓子。ちなみに名古屋テレビ塔の下のテラスで食べていました。

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名古屋の友人と待ち合わせをして、栄の「出雲」で夕食。以前から志ノ蔵さん、山枡酒店さんなど各所でお名前を伺っていたので、わくわくしながら伺いました。が、予想以上に美味しく楽しい空間で大満足。
こちらのお店は予算を予め伝えて、あとは店主と話しながらメニューを決めていくお店でした。細かいことは忘れてしまいましたので、価格以上の味わいだったことを明記しておきます(我々は5,000円~6,000円でお願いしました)。
ちなみに最初にビールを飲んだ後に神亀の真穂人をお願いした所、小上がりの我々に「覚悟しますので、これでやって下さい」と、一升瓶と燗付器を渡して下さいました。もちろん、一升瓶が空になったのは言うまでもありません。なお、時間の関係で締めには至らなかったのですが、最後におむすびを頂きました。感激の一夜でした。
次に名古屋で機会があれば、かならず訪問したいと思うお店です。


その後、東京から来た友人は仕事で帰京しました。残念。残された我々は飲み足りないので、ワインバーに向かい、パカレのムルソーを空にしましたとさ。飲み過ぎて記憶が定かではなかったです。


そんなこんなで名古屋二日目の夜は更けていったのでした。
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by ranjin | 2007-01-09 00:24 |
今年のGWに伺った名古屋
リベンジ、ではなくて転勤になった親友を漸く訪ねることが出来ました(もう一人の親友と共に)。
三回に渡ってお送りする今回はその一回目です。


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友人の勤務先が入っているミッドランドスクエア。大きい。そして新しくてきれい。
今はまだ商業棟が入っていないとのこと。部外者立ち入り禁止で内部にも入れずちょっと残念。2007年3月オープンの様ですね。

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昼時についたので、早速友人宅近くの味噌煮込みうどん屋の「山本屋総本家」に。
まともな味噌料理の名物にはじめて出会った印象。東京にあっても美味しいものは美味しい。
ちなみにこの今池にあるお店は山本屋総本家ののれん分けの様でした。ここでしか食べられない味つけもあるとか。
後でしりましたけど、なにやら山本屋総本店というお店もあるそうで。

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「これふるとうまいんだよー」といってとんでもなく大きなつつでふってくれました(一味唐辛子)。

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どこに行こうか悩んだ結果、友人も行ったことがないという徳川美術館へ。ほんと、名古屋で行く所がありません。他に浮かんだのは名古屋城くらいです。
それはさておき、入り口の古めかしい門に味があるなと思っていたのですが…

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とんでもなく近代的で立派な建物。そして中央には勿論、葵の御紋です。なんというか声がでません=唖然。ちなみに展示品は建物が大きいので沢山展示され、しかも良いものが多かったです。その時は企画で茶器が中心だったのですが、飲んでみたいと思わせるものばかりでした。
とはいえ、途中から飽きてきた我々は、赤い字が書かれているもの(国宝、重文)だけ見ていました。


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庭園が別料金で併設されているのですが、よく見るとお解りの通り、あまりに人工的過ぎて興ざめ。

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錦鯉。金鯱は明日にとっておいて、金鯉。

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夜は友人宅近くの鶏三和はなれにてお酒と鶏を頂きました。

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やはり食後のデザートは和菓子ですね。
徳川美術館近くにある、前回お伺いした芳光さんにお邪魔しました。わらび餅を食べさせて(そして食べ)上げようと思っていたのですが、やはり夕方には売り切れでした。


初日はこの様にちょっと活動的に過ごしたのでした。
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by ranjin | 2006-11-30 01:39 |

名古屋ぶらり旅その二

伊勢を後にし、初名古屋を過ごした翌日。旅の最終日。
目覚めの甘味を食べるべく行動を開始しました。
まずは荷物を預け、、、ようにもどこも空きがないので、面倒くさい私は自宅へ送付。
そして、名鉄に乗って、わらび餅と生菓子で有名な芳光(名古屋市東区新出来)に向かいました。
森下駅から意外と遠く若干の坂。そして炎天下。
天照大御神のご加護もこの時ばかりはご勘弁の一言。
買ったお茶を飲みながら住宅街をひたすら歩き続けます。
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漸く辿り着いたお店の暖簾。黒地に白抜が塩芳軒を思い出させます。
店内は意外と広いのですが、この様な場所にありながらお客さんで混雑しておりました。
人気の度合いが分かるというものです。
私も含めてわらび餅を注文される方が多かったです。


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生菓子とわらび餅。
こちらを開かれた方は塩芳軒で修行されたとのこと。
なるほど、味わいにも京都の流れが感じられます。
やはり秀逸なのはわらび餅。これは次回訪れた際にも味わいたいものです。


暑い中歩き回っていたので、そろそろ昼食が頂きたくなりました。
前に「名古屋らしい食事と言えば」と名古屋出身者に尋ねた事を思い出しました。
その時上がったお店は二つ。それは蓬莱軒と矢場とん。
やはりこの暑さに昼ならば鰻でしょう。早速、蓬莱軒に移動することに決めました。
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どうせ行くなら本店である陣屋でしょう、と、熱田まで移動しました。
この時既に12時過ぎ。暑い、暑い。
猛烈な速度で歩きながら、めざす蓬莱陣屋ですが、200m手前くらいでその存在を確認しました。なぜなら、既に芳ばしい香りが漂っているからです。
なんて近所迷惑なと思ったのは私くらいでしょうか?
(自宅の裏手に鰻屋があり、昔は夕飯時に良い香りが漂っていたのです。最近は空調を整備したのかあまり気にならなくなりました)
たどりつくと記名を催促されました。なんと次回は14時30分からとのこと。
身軽な私はもちろん記名しました。私の前の旅行者らしきご夫婦はびっくりして帰られました。お気の毒に。


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身軽とはいえ、お腹のすきも限界です。ちょっとした腹ごしらえをすべく移動を開始しました。流石に生菓子の様なものは食傷気味なので、団子などを買おうと思ったのでした。
伺ったのは松月(名古屋市東区筒井)。地下鉄車道駅から歩いてすぐの筒井商店街の中にあります。
とても普通のおまんじゅう屋さんです。もともと餅屋さんだったというお話もしっくりきます。私が訪れたときにも地元の方が買いにいらっしゃっていました。


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おはぎ、かしわ餅、そしてあやめ団子。普通にこれが美味い。
お餅がやわらかくて、とくにあやめ団子なんて応えられません。
もっと買っておけば良かったと後悔。団子はあと2本は食べられたでしょう。


松月を探すのに意外とかかってしまったため、返す刀で蓬莱軒へ。
戻るとすんなりと広間に通されます。
四人がけの座敷に一人というのは大変贅沢なことで。。。
ビール大瓶とうまき、肝焼き、ひつまぶしを注文。
ビールが大瓶なのは、中瓶以下がスーパードライだったからのはず。
うまきも肝焼きもなかなかなのですが、量が多いのですね。これは四人でわいわい摘むのが宜しいかと思います。
最後のひつまぶしはかなり焼きが入っていて(焦げあり)、きっと元のひつまぶしはこんな感じだったのだろうなと思いを馳せる一品。
私はひつまぶしを美味しい鰻の食べ方だとは思いませんが、これはこれでアリだなぁとは思いました。


もちろん、熱田神宮にも訪れました。
立派な社でしたが、やはり伊勢神宮の後では霞んでしまうのも致し方ないかと思います。
なお、こちらではおみくじをひくことができました。
惜しむらくは時間切れで宝物館に入ることが出来なかったこと。
銘来国俊などの刀剣をこの目で見たかったものです。
以下、写真でお送りします。


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本宮だったと思います。


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大楠です。光を浴びて、ここだけ少し神秘的でした。


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愛知のお酒は全く興味がないので、あまり感慨わかず。


熱田神宮を出て栄の街に着いたときには既に18時を回っていました。
とはいえ、手元のガイドブックを見る限り都会以外の何ものでもないこの街で、訪れたいところはありませんでした。
正確に言えば知らなかったと言うことが正しいのかもしれません。
そういった意味で、わかりやすい意味での観光地ではないのだ、ということを痛感した次第です。
ともかく、夜ご飯を食べようと、前掲していた矢場とんに向かいます。もちろん、行き先は矢場町の本店です。
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なんですか、このビルは。
前日の世界のやまちゃんと同じ予感が過ぎります。とはいえ、ここで食べなくては意味がない、と言い聞かせて前進。。。


着いたらなんとまぁ30分ほどの行列。あぁ、たかが味噌カツになぜ行列。
ぼけーっと行列にくっついていると、「お客さん一人?」という声。
「はい」と応えるやいなや、全員すっとばしていきなりカウンターに座ることができました。ら、ラッキー。カウンターのあるお店ではこういう事、そういえばたまにありますね。
何も考えていなかった私はメニューを見ながら思案。
隣の客は猛烈なリズムで、めし、かつ、やさい、からし、ふきん、ぐじゅる、めし・・・(リピート)とやっています。
変です、この人。特にぐじゅるという異音。
もうさっさと食べてしまおうと思った私は、たしか「わらじ」か何かを頼んだと思われます。
なぜ「たしか」かというと、正直言って全く美味しく無かったからです。隣の客はともかく、美味しいものなら憶えているものですが、こちらも悲しい味だったのです。
そもそも油替えないからにごってるし、なんだか全般的にきたないし、豚肉自体も旨みを感じないし、味噌ソースもかかっていると何にもわからなくなるし。
それに、東京にもあるし(知らなかった)。
並んでいる間に聞こえたのですが、元々学生達を相手にしていて、なんだか妙に大きくなったみたいです。
以前の学生だった方達もビルを見て驚き、あきれていました。
矢場とんで食べたからかも知れないですが、味噌カツという料理自体が美味しいものなのか疑問を持ちました。


その後はくだらないBarでダイキリもどきを飲んで舌を洗い、さっさと新幹線に乗って帰りました。
名古屋、最終日の夜は不満足に終わりました。
いずれにしても、次の名古屋にもやはり地元の方のアドバイスが必要の様です。
名古屋出身者の方、アドバイスお待ちしております。


旅を通しての感想。一番の驚きはのぞみの早さだったかも知れません。
思い立ったら乗ってしまう。そうしたら旅は始まります。
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by ranjin | 2006-07-18 00:21 |

名古屋ぶらり旅その一

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随分と間があきました。前回記事にしましたお伊勢参りの夜には名古屋についておりました。生赤福(勝手に呼称)を食べたのもこちらで滞在したホテルの一室。


名古屋に来た理由は四つありました。

  1. 伊勢の宿が軒並み高くなっていたから

  2. 親友が名古屋に転勤になっていたので下見を兼ねて(本当は会いたかったですが、帰省中。残念)

  3. 身の回りに名古屋にいらっしゃった方が多かった

  4. 出雲というお店に行ってみたかった(GWは休業でお邪魔できませんでした。残念)


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折角なので、名古屋らしい食べ物を食べようと、名古屋についた夜には世界のやまちゃんというお店に行ってみました。手羽先が有名だそうです。お店自体はごく普通のチェーン店居酒屋風。待っている間にも若者がコールしていたりして、それこそ大学生が新歓飲み会でもしそうな雰囲気です。ここに美味い手羽先があるのだろうか、と一抹の不安が過ぎります。長蛇の列の先にあるものは。。。


やはり悲しい味(こちらの表現方法は志ノ蔵さんから教わりました)でした。有り体に言えばジャンキーな味で、とても1時間以上並んで食べるお味ではありませんでした。それに東京にもあるし(知らなかった)。


欲求不満なので、早々に切り上げて次のお店に行こうとしましたが、良く考えたら名古屋、全く知らないという事実。。。初名古屋だし。。。
そこでフルブラウザを駆使して(auありがとう)まき子ちゃんのブログを調べると、記事がありました。ということで、紹介されていたまほらまにお邪魔することにしました。
EZナビを駆使して(auありがとう)漸く辿り着いたお店。路地裏の目立たない所にあるちょっとお洒落なお店、という雰囲気が京都のたかはしを彷彿とさせます。
入ってみての第一印象は、「なんて腰の低いご主人なんだ」。そして「あやしげ」。
お話を伺ってみると、ちょっとお酒が入っていらっしゃるのかお話の調子(抑揚等)に波があるも、凄く真剣。そして様々なことを良くご存じで、大変驚きました。特にお菓子(東西)のお話は参考になりました。
こちらでもう一つ感慨深かったのは、お酒(もちろん、お食事も良いものでしたが)。あの義侠がこちらで頂くとひと味もふた味も違うものに。なぜだか飲めるお酒になっておりました。お店での出し方もお酒の味わいの一つであることを痛感した夜でした。
ということで、この日はこれにて終了。帰り道、別な意味であやしげな人たちに声をかけられましたが(ホテルが錦三のど真ん中にあるため)、真っ直ぐホテルでぐっすりでした。
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by ranjin | 2006-07-16 00:36 |

お伊勢参り

京都を後にして向かった先は伊勢でした。
京都駅から近鉄にのり、伊勢市駅に向かいます。
小学生の頃から一度は伺ってみたいと思っていた場所が神宮
昔には一度はお伊勢参り、その後は60年に一度のおかげ参り、として古くから参拝者を集めたこの地。
今回は堪能すべく外宮と内宮を歩き回りました(正調なのは二見浦で斎戒してからでしょうけど)。
なお、事前にお断りしますが私自身は神道というわけではありません。また、面倒なので用語解説は致しません。


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やはり気になるお酒。こちらは白鷹でした。純米酒が詰まっているかは未確認。是非とも古来から伝えられた純米酒が詰まっていて欲しい物です。ちなみにおかげ横丁で白鷹のお店があります。甘酒(アルコールなし)はきちんと作られていて美味しかったですよ。


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外宮の正宮です。当たり前ですが真っ正面からは撮影していません。ご覧の通り、外宮でもかなり感動ものです。ここに到るまで大いに自然を感じましたが、正宮の姿に更に圧倒されます。


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外宮についても色々と掲載したかったのですが、内宮も見所が多いので割愛。ということでここから内宮です。こちらは五十鈴川を渡る宇治橋の手前。鳥居の風格が見事。そして参拝者が多かったことがお解り頂けると思います。


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意外かと思われますが、庭園があります。手入れが行き届いていて背景と相俟ってなかなかに良いものでした。ご婦人のお着物との色合いも良かったので、撮影。


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手水舎もあるのですが、この日の様に天気が良いときには五十鈴川で身を清めたいものです。憩いの場として落ち着くこともできますね。


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階段下から正宮前ですが、、、混雑しすぎです。拝める箇所が人数に比して狭いので致し方ないですね。それにしても正宮の真ん前で写真撮影する様な馬鹿者が多すぎて辟易としました(衛士の方もぴくぴくきていました)。なお、八拝される方はいらっしゃらなかったです(人も多かったですし)。基本的な二拝二拍手一拝で宜しいかと思います。


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式年遷宮の御地です。今なお式年遷宮を残しているのはここ伊勢神宮と住吉大社くらいだと思います。幽玄を感じます。


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普通の方はここまでいらっしゃらないと思いますが、神宮司庁です。伊勢神宮ともなると社務所も立派なものです。


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五十鈴川を宇治橋から撮影しました。日を浴びた清流は綺麗で言葉がありません。


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内宮の側にあるおかげ横丁です。混雑を極めていましたが、私はこちらで伊勢うどんと甘酒を頂きました。そして定番の赤福を購入。


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こちらは名古屋のホテルに到着後の風景。生(?)赤福(当日賞味期限)と薄茶。結構、いけました。ちなみに京都のホテルの方が水は良かったです。


総括として。伊勢神宮は自然に囲まれていて、未だ神秘性を残している数少ない神宮だと言えます。大変素晴らしい、次世代に残していきたい存在だと痛感した次第です。
なお、神楽殿で御札等を授与されている風景を写真に撮ろうとして、怒られている馬鹿者がいました。当たり前。
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by ranjin | 2006-05-29 01:10 |
京都二日目も和菓子で朝がはじまります。
それは川端道喜の粽から。


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今回の旅の目的の一つとも言えます。それは15代道喜が記述した「和菓子の京都」を拝読し、その内容に感銘を受けていたからです(記事に書いてある「目前で食べ損ねた」から、ではありません、、、よ)。いつか頂きたいなと思い、遂に結実。五本で一束ですが、流石に独り占めは勿体ないので、二本を居酒屋のたかはしさんに差し上げました。


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道喜の粽のうち、水仙粽を購入しました。笹がこれでもかこれでもかと使われており、ホテルの部屋が笹の香りに包まれます(不思議とこの笹の香りはお茶にも合うかと思います)。この時点でただものではないな、と粽に向かってひとりごちました。次にこの瑞々しさ。まさに純粋。なんだか語るのもおこがましくなる雰囲気。味わいにインパクトがあるものではありません。見た目もなんだかぷるぷるした白透明の食べ物。しかし、ただただ純粋な佇まいが強く心を打ちます。格段に高いものですが、年に一回は食べたいと思わせるお品です。


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次に昨年もお邪魔した松屋常磐(中京区堺町通丸太町下ル)に伺いました(ちなみに車のナンバープレートはプライバシーもあるので当方で写真を加工)。京都御所前の老舗です。こちらの味噌松風は大変美味しく、良くお土産にしますが、それ以上にこちらのきんとんが大好きです。何しろ、きんとんにしては安い :-)


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ご覧の通り、決して嘯月の様な芸術的な細やかさや、末富の様な煌びやかな造形ではありません。ただ、なんとも温もりのある雰囲気が好きです。そして、口溶けの良さが透き通った味わいを感じさせます。このきんとんは酒飲みにも受けるのではないかと思います(しっかりと甘みはあります)。


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やはり濃茶。ちなみにきんとん下の懐紙が濡れ始めているのが解るかと思います(おいて数分)。それだけ水分量が豊富ということですね。これは嘯月、末富、そして、後にでてくる御倉屋もそうでした。塩芳軒はもう少し堅めです。


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最後に包装。あぁ、うっとり。平安京なんて書いてしっくりいくお店はそうありません。


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いくら美味しくてもきんとんと粽ではお昼にはなりません。お昼は懐石の老舗、近又(京都市中京区御幸町通四条上ル)に伺いました。お座敷ですとお値段が跳ね上がるので椅子席にて。新しい風も感じられる味わいですが、ベースはやはり脈々と受け継がれているお味なのでしょう。御雑炊をこれでもかというほどに入れて頂いていた事に感謝。やはりご飯が一番です。汁も含めて空にしたら少々驚かれていました。
食後に女将さんとお菓子で長話。生活のお菓子と茶席のお菓子の違いについてのお話。参考になりました。


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お腹も満腹。ということで、次は北を目指します。目指すは御倉屋(京都市北区紫竹北大門町78)。そしてこの店、と、遠い。
そもそも近く(といっても歩いて30分くらい)に上賀茂神社があるくらいの京都市の北。京都に来てはじめて迷いました。閉店時間も近づいていたので、歩きながら電話をしてお店の場所をきいていると、、、ここかー、ということで到着。
通りに面しているので、それさえ外さなければ迷うことはないはずなのですが、、、お店が暗いから、目立たない。。。しかもこんな場所。良くまぁ、やっていけるものです。それだけで感心しきり。
お店に入るとジーパンをはいたお姉さんが応対してくださいました。うむ家内制手工業って感じです。閉店間際なのにも関わらず、予約の品物以外にも地方配送をしてもらったりと我が儘をきいてくださいました(そちらのお品物は改めて取り上げたいと思います)。感謝。


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遠くまで足を運んだので、感慨も一入。きんとん、薯蕷饅頭を頂くと、やはり美味しい。特にきんとんのお味は瑞々しさが口に広がり、嘯月とも松屋常磐とも違った意味での純粋さを感じました。ここまで来ると高次元の比較になるので後は好みだと思います。この地で営んでいける由縁をお菓子から感じました。


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京都最終日は味舌(京都市東山区祇園町北側246)。京都は祗園、南座の向かい、縄手通から東十軒目という何とも解りやすい場所にあるのですが、見事に通り過ぎました。御倉屋からの帰りで少々時間も消費していまい、最終入店時間で予約していたので、またもやお電話。大変丁寧に誘導して頂けました。
水打ちされた路地を歩き店内に入ります。白木のカウンターにて、出汁のきいたお料理を頂き、心もあたたか。特にお椀物が美味しくて、しきりに頷いていました。なお時節柄か菖蒲酒が食前に振る舞われました。意外とこれが美味しく驚きの食前酒に。また食後には自家製和菓子。なんとも嬉しい。茶席とは違う料理屋さんの和菓子を煎茶と頂きました。それぞれの自負と共にある、そんなお菓子が根付くこの地はやはり特別な地ですね。
その後、たかはしさんに出向いて、となりのおじさんと会話しつつ(東京出張される方がいたので、志ノ蔵さんと井のなかを紹介)、ほろ酔い気分でホテルまで。大満足の京都でした。


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おまけ。八坂神社の拝殿前で。これってギャグ?
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by ranjin | 2006-05-08 22:31 |
京都、伊勢、名古屋を巡り、一人旅をしてきました。
京都は和菓子屋さん巡りを二日(贅沢三昧)。
伊勢は念願の神宮への参拝(質素に)。
名古屋は名物料理を二日に渡って頂きました(質素に)。
全日通して神社を回ろうとしていたのですが、時間の関係であまり回れなかったのが悔やまれます。ちなみに神道というわけではありません。



京都初日はまず塩芳軒(京都市上京区黒門通中立売上ル)から。東京でもお干菓子の一部を頂くことはできますが、生菓子は初めて。わくわくしながら中立売の通りを歩いていました。
小路に入るので目立つわけではないですが、写真掲載の通り老舗の風格が漂う門構え。店内も同じで、それでいて突き放した感じがないので落ち着けます。
生菓子は予約しなくても購入できました。二つほどあまり意識しないで選んだのですが、後ほど面白いことになります。
近くに近年人気の出た陰陽師安倍晴明を祀る晴明神社があったので伺いましたが、あまりにもあまりな雰囲気に早速退散。商業主義的過ぎるというか、まるでおもちゃの様。



直ぐに次の和菓子舗である嘯月(京都市北区紫野上柳町6番地)に伺いました。小学校の近く、住宅街にぽつんと佇むこちらのお店は、京都を代表する生菓子をつくられています。注文菓子舗らしく、お店の中はこじんまりとしており、予約した品を受け取るのみとなっていました。奥様とおぼしき方の接客に心温まるものを感じながら、お店を出ました。温かいお店でそれだけでも再訪したくなりました。ちなみに当日は風が強く、近くの小学校の桜の残り花が風で舞うため、それは風雅な店先となっておりました。



そしてお菓子のなんという細やかさ。きんとんの造形の美しさは今までで視たことがありません。ある種の芸術の域に達していると私は感じました。



一度ホテルに戻る前に、友人の友人(微妙ですな)の香木屋である山田松香木店(京都市上京区室町通下立売上ル)に伺いました。外観は以前にも拝見していましたが、中があまりに立派で流石は香木屋の老舗と納得。こちらの本店でしか購入できない品物もあり、京都観光に立ち寄る価値はあるかと思います。



次に訪れたのは末富(京都市下京区松原通室町東入ル)。今回は予約しましたが、当日伺っても購入できます。茶席で高名であるだけではなく、京都では虎屋に匹敵するほどに名の知れた名店です。それだけにお値段も破格。ただし、それは名前というよりも内容に比する部分があると思います。例えば如実にわかる大きさ。




こちらはきんとんの「つつじ」。左が末富、右が塩芳軒。塩芳軒のお菓子は私の不注意で潰れていますが、明らかに末富のお菓子が大きくできています。お値段にはねる一つの理由はこの大きさもあると考えられます。



なお、この日は塩芳軒でもう一つ購入した唐衣も末富と重複しておりまして(末富には銘で頼んでいないため)、更に比較して頂くことが出来ました。



さて、和菓子ばかりではお腹もふくれません。お昼は辻留(京都市東山区三条大橋東入ル)のお弁当。JR伊勢丹で購入出来ます。出張懐石で高名を馳せる辻留のお弁当は、何れのお品も旬の味が丁寧に調理されていて、名に違わないお味でした。お弁当用に誂えられているというのは非常に重要なことですね。最初は仕出しで有名な菱岩のお弁当を考えておりましたが、この時期には間に合わずに断念。いつか頂きたいと思います。



夜は奮発してたん熊北店本店(京都府京都市中京区河原町通四条上ル三筋目東入ル)に伺いました。所謂カウンター割烹の基礎を築いた老舗。カウンターにて頂いたので(座敷もあるそうですが)、色々とお話をしながら頂きました。いずれもオーソドックス。出汁と旬のお野菜のお味に納得の味わい。形もこの季節を反映していて、特に前菜に一工夫。そしてとりとめない会話がまた楽しい。これだけ名が知れ、半世紀以上を重ねたお店でいても奢らない姿勢に感銘を受けました。決して店内の装飾もお味もインパクトを強力に感じるという内容ではないのですが、老舗たる由縁を存分に感じさせてくれる安定した味わい。そして気持ちの良いお店でした。一応、ジャケットを着ていきましたが、特に必要はないと思います。ただまぁ、地元の方や慣れた方など一定の理由がある方以外は、Tシャツやジーンズは遠慮したいところですね(私は着替えて行きました)。



京都の夜は長いものです。その後、居酒屋のたかはし(京都市下京区高倉通四条下ル京阪ビル2F)に伺いました。昨年お邪魔した時よりは幾分わかりやすくなっていましたが、それでもわかりにくい看板。カウンターでお話していると、辨天娘の話から山枡酒店さんのお話へ。そしてこの時はじめて上原先生が御逝去されたことを告げられました。暫し呆然。そして手には睡龍。偉大な龍が健やかにお眠りになられることを祈り、ただただ乾杯。



翌日もあるので、ホテルに戻って酒気晴らしにお茶をたてました。やはり濃茶ですね。
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by ranjin | 2006-05-02 20:47 |