酒40、食30、店10、物10、他10。たぶん。


by ranjin
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浅草「志ぶや」


初小川さんで鰻を満喫したあと、折角なので食後の一杯を頂きに志ぶやさんに伺いました。
新仲見世だったと思いますが、その一角の渋いお店です。
焼き場が入口近くで通りに面しています。焼き場の若主人と目が合い、お店の中へ。
店内は入ってすぐ右側にカウンター、奥に小上がりの座敷になっています。既に満席近かったので、私はカウンターの一番入口よりに陣取りました。
座ると若主人から「お飲み物は何にされますか」と問われ、つい「酒をお燗で」と初小川さんと同じ様に告げてしまいました。ふと左手を見ると見慣れた「とぐろ模様」が。奈良の睡龍に切り換えて頂きました。
といった調子でアジのたたき、焼き鳥、つくねを肴に睡龍、神亀の真穂人をお燗で頂きました。
人が多かったせいか注文が通っていなかったり、お酒をお燗し忘れていたりといろいろ改善点はあるでしょう。しかし、お店のおばちゃんやご主人たちのご対応がそれも話のネタと思わせてくれます。そしてなんと言ってもお客さんたちの雰囲気が良いです(一杯おごろうかなんて言って頂いたり)。

真っ当なお酒と真っ当な肴。肩の力を抜いて気楽に伺う真っ当なお店です。

再訪
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by ranjin | 2005-08-21 11:38 |

浅草「初小川」

色川さんに伺ったのですが、やっぱり初小川さんでも食べたい!というか単にうなぎが好き!

ということで、初小川さんに伺いました。

扉を開けると直ぐ左手に焼き場があります。女将さん(?)がいらっしゃるのでお声を掛けるとご主人(?)が対応して下さいました。
こちらの初小川さんは女将さんが焼いていらっしゃいるのですね。

色川さんとは違った意味で、ちょっと暗めの店内。浅草のうなぎ屋、で勝手にイメージしていた通りの雰囲気です。ただ整理整頓出来ていない所(置物がほこりかぶってたり)もありましたが、まぁ、そこはご愛嬌。

こちらではお酒をお燗で。肴に味噌豆と唐千寿を頼みました。
味噌豆は豆にねぎ、青のり、芥子、醤油がかかったもの。意外とボリュームがあるので、しこたま食べるとお腹一杯になります。
唐千手はからすみ風珍味。ということで読みは「からすみ」らしいです。当然ですがからすみには到底かなわない味ですが、この雰囲気にはこれくらいが合う!と思いました。
途中で他のお客さんの肝焼きに目を奪われて、肝焼きも注文。
ん~苦みがたまらんですなぁ。

この辺りで気付いたのですが、、、焼きに時間がかかるのですね。
肝焼きの出や周りのお客さんのお重で感じました(ただまぁ、うなぎってそんなもんですが)。
ということで、肝焼きが来たところでお重と肝吸い(50円!)を注文。

しかし、肝焼きを瞬間的に平らげてしまう。。。酒も切れた。。。
う~ん、戦略が大事ですね。

待つのも楽しみの内、と待つこと暫し。
漬け物登場。うなぎやさんの漬け物ってなぜか美味い。
漬け物に箸をつけていると肝吸い登場。
こんなに入れてくれるなんて、という感じです。出汁が効いていて熱くても美味い。
立て続けの脇役達の登場に真打ち出番の予感が高まります。

そして待望のお重。やっぱりコレだね!
これがですね、たれは辛めでさっぱりしていて、ご飯も美味い。非常に美味いんですよ。うなぎは「たれ」「やき」「むし」「めし」で好みが分かれると思うのですが、かなりつぼつかれました。

あっという間に食べ終わって、お茶飲んでさっと出ました。
このお店ではそんな気分になりますね。

さて-。
うなぎ食らって宵の口。香り纏って雷門へ。。。

そういえば
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by ranjin | 2005-08-17 01:33 |

浅草「色川」

注:江戸弁知らずがうろ覚えで書いています

「いや~、たまんねぇや。」
お店を出た後、つぃと口走ってしまいました。

浅草と言えば、うなぎにどじょう。そのうなぎが急に食べたくなりました。千茶さんでお菓子を購入していた際にも、、、

「これからうなぎを食べに行こうと思うんですがね」
「どちらか決めていらっしゃらなければ、小柳さんが良いですよ」
「ちょいと初小川さんに行こうかな、なんて思っていたんですが」

なんてうなぎトークをしておりました。

で、初小川さんのところにいくと「予約で満席」。
がーーーーーーーーーーー。
では、千茶さんのお薦めの小柳に戻るか、で戻ってみたら「木曜定休」。
がーーーーーーーーーーー。

ここまで来ると、人間意地になります(食い意地が汚いだけ、という声もありますが)。

他にお店はっと、思いめぐらせていると、、、今回の「色川」さんに思い当たった、というわけです。
我、馳せ参じん、とばかりに色川さんに向かいました。
雷門の前を行ったり来たりですわ。

さてさて、お邪魔した色川さん。
もう、親父さん、オーラが出ています。この人はひと味違う予感。

で、「お兄ちゃんの後ろにメニューがあるよ」の声で、ここは一息で言わねばならぬとばかりに、「うな重の上」に決定。

もちろん、親父さんには「ん、兄ちゃんはお茶だな」(ちょっとだけ酒飲みたかった)と言われました。
冷房が効いていてもカウンターは暑いので、扇子で扇ぎながら、親父さんの焼く姿、お店の中を拝見。いやー、そこかしこから雰囲気が漂っています。ただの鰻屋という感じでも、飲み屋でもない、まして上等な小料理なんて感じでもない。なんだか不思議な味のお店。

で、肝心のお重。
これ、美味い。んでもって、比較的安い。この値段でこの内容、素晴らしい。肝吸いにおつけものありでしたよ。たれしっかり、焼きは強め、ごはんの炊き具合かため、たれの沁み具合抜群。良いなぁ。もう、扇子パタパタかっこみましたわ。

非常に満足したので早々にお店を出ようとしたら、親父さんから声。

「おい、兄ちゃん。粋な扇子使ってるなぁ」
「これは文扇堂で買ったやつですよ」
「荒井文扇堂かぁ、ってーと、その菓子は西川か?」
「これは千茶さんです」
「へぇ~、袋は菓子やぁどこもいっしょだなぁ」
「今日は日本橋にも行きましてね云々」
「兄ちゃん、粋の反対は知ってるか」「野暮だよ」

ちょっと最後は話が過ぎたかな、野暮でした。なんとも親父さんは粋だねぇ、なんて思いながら店を後にしたのでした。

現時点でのお店の情報
住所:東京都台東区雷門2-6-11
電話:03-3844-1187
営業:(昼)11:30~13:30、(夜)17:00~売り切れ次第
休み:日曜、祝日

後日談
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by ranjin | 2005-08-16 01:42 |

千茶「生菓子少々」

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千茶(東京都台東区浅草・柳小路)の水ようかんや上生菓子を購入しました。
千茶さんんは雷門をくぐって、仲見世をちょいといった左側の小路「柳小路」にある小さな和菓子舗です。
浅草で物見遊山していても通り過ぎてしまうかも知れない、でも、一度お伺いしたら忘れられない、そんなお店です。



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水ようかんから時計回りに錦玉羹、練切、栗餡を使用した練切。銘はものの見事に失念しました。



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栗はあまり好まないのですが、こちらの栗餡の練切は美味しい。
錦玉もそうですが、素直に心惹かれるお味です。
なんというか粋な感じとはこういうお菓子でしょうかね。
小振りなので余計そう感じますね。
今回は買いませんでしたが、「花火」という銘のお菓子なんか、今の気分にぴったりでしょう、



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水ようかんもみずみずしくて好きなタイプです。それにしても水ようかん含めて値段控えめ。これだけ購入して千円でおつりが返ってくるのですからありがたい。



このほか、色々なお菓子が小さなお店に整然と並べられています。ご店主も大変丁寧な方です。お店の雰囲気と相俟って、ぼーっとお菓子を眺めてしばしゆっくりしたくなってしまいます。

こういったお店を浅草の定番にしたいものです。浅草帰りにお土産は千茶さんで。


現時点でのお店の情報
住所:東京都台東区浅草1-18-9(雷門柳小路)
電話:03-3844-2005
営業:午前10:00~午後7:00
休日:水曜日
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by ranjin | 2005-08-16 01:18 |

香風「生菓子少々」

香風(東京都世田谷区代田)の上生菓子、水ようかん、くず饅頭です。

世田谷代田と言えば閑静な住宅地として知られています。久々に降り立ちましたがまさにその通りの街並みです。その街並みにとけ込んだ香風は大変渋い店構えをしていました。

入店して正面に上生菓子が6~7種類あります。そこからうんうん唸りながら3つほど選びました。なお、その間もご店主は丁寧にご対応して下さいました。大変控えめ、ちょっとたどたどしい感じもしましたが、大変好感の持てる接客でした。
ふと右側を見ると、水ようかんが150円。う~ん、安い。くず饅頭(確かくず桜とありました)も4種類あり、とても悩みます。結果、水ようかんとくず饅頭(こしあん)を購入して帰途。

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この包みの色遣いがまた渋いのです。なんとも店構えを思い出しそうな包装です。



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包みを解くと紫地に白い文様。この意匠は何なのか、次回尋ねてみたくなりました。



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箱をあけたところ。



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水ようかんとくず饅頭。水ようかんが秀逸。最寄り駅前の「東宮」もそうなのですが、150円でこの水ようかんは抜群だと思います。瑞々しさと甘さ、餡のバランス、とても良かったです。



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上生菓子三種。特に銘は店頭に出ていませんでした。尋ね忘れましたが、本当に無いかも知れません。錬りきり、錦玉羹二種です。全て260円でしたが、錬りきりはこの価格としてはとても良いものです。錦玉羹はちょっと甘さが強い(甘みがきちんと残るというよりは)のと何由来かわかりませんが、えぐみがあって私はいまいちでした。

それにしてもこういった場所だから値段が控えめなのでしょうか。東宮にしてもコストパフォーマンスの良さをまざまざと知った気がします。

現時点でのお店の情報。
住所:東京都世田谷区代田2-19-6  
電話:03-3414-5230
営業:9:00~18:00
休日:火曜

なお、祖師ヶ谷大蔵に支店があります。
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by ranjin | 2005-08-11 01:09 |

老松「夏柑糖」

老松(京都府京都市上京区北野上七軒)の「夏柑糖(なつかんとう)」です。老松は朝廷での儀礼と共に、朝廷で供されるお菓子の職人達を指導していたそうです。「有職菓子御調達所」というところにも来歴が感じられます。

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こちらは純粋な夏みかんを使用して4月頃から9月頃にかけてつくられるお菓子になります。山人艸果(さんじんそうか)というシリーズの中の一つです。



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袋を開けると夏みかんの形そのまま。柑橘の芳香が夏の暑さをやわらいでくれます。



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ふたになっているへたの部分を開けると、寒天でかためられた夏みかんのエキスが詰まっています。甘さ控えめ、若干の渋み、一般的に口にする柑橘類とはどこか違ったお味に、スプーンが引き込まれます。スプーンを一匙いれて、くずす様に一口含めば夏の暑さもどこへやら。

4月からつくられているとのことですが、やはり夏場に頂きたい、爽やかな逸品です。

なお、伊勢丹新宿店で購入しました。

謝辞:こちらのお菓子はなみへいさんご紹介のものでした。ありがとうございました。

袋に書かれた文字
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by ranjin | 2005-08-11 00:01 |
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越後屋若狭(東京都墨田区千歳)の「夏衣」と「夏砂かん」です。



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越後屋若狭さんは注文和菓子舗なわけですが、月に2~3種類の和菓子をつくっていらっしゃいます。今回は7~8月の生菓子であるこちらの二つを頂きました。なお、今回ご紹介していませんが、ご案内掲載の葛まんじゅうも大変美味でした。ただし、まとまった数の注文が必要な様です。



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上が」「夏衣」で下が錦玉羹の「夏砂かん」になります。
「夏衣」は梅あんだと思われますが、酸味があって夏の暑気払いには丁度良いです。衣の部分のもちもちとした質感には脱帽します。「夏砂かん」は少し冷やして頂くと風味の良さにうっとりとさせられます。いずれも地味ではありますが、とても丁寧につくられていることが伝わる逸品です。



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お皿に盛りつけてみましたが、一つ一つ口の中で味わい、お茶を頂く瞬間がとても幸せになる、そんなお菓子です。



なお、こちらの絶品の水ようかんは9/10までだそうです。また、今回ご紹介した夏の和菓子は既におわっていて、練りきりが復活しています。改めてご紹介したいと思います。
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by ranjin | 2005-08-10 23:15 | 越後屋若狭
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あるとき、立ち寄った新宿高島屋に銀座プランタンにある(といよりはパリの)「アンジェリーナ」が出ていたので、兼ねてから会社の後輩に聞いていたモンブランを購入してみました。ドゥミ(demi=仏語で半分)サイズなので、これで半分のサイズということになりますね。でも普通サイズじゃないの、これ。日本用のオリジナルサイズだそうで。。。


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果たして食べた感想。美味しいとは思います、が!「Un cafe express, s'il vous plait!」(エスプレッソくれ!)ですよ。もう甘い!そしてこってり!紅茶を用意して飲みましたが、完全に負けました。本当にdemiで良かった。いや、カル(quart=仏語で4分の一)で良いかもしれない。


う~ん、パリのカフェって感じ(?)。
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by ranjin | 2005-08-10 01:47 |

麸嘉「麸嘉饅頭」

お麩。
生麩を食べるまでお味噌汁やすき焼きには入っている、あの乾燥した麩ばかりを「麩」だと思っていました。しかし、京都で食べた「半兵衛」の「むし養い料理」(お麩料理)が全く違う面を見せてくれました。
特に、シンプルな麩饅頭が美味。

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それ以来、麩に少しは敏感になったのか、先日、麩嘉(ふうか)の麩饅頭を見かけて思わず購入してしまいました。麩嘉も半兵衛と並んで京都を代表するお麩の専門店です。



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5個入り。映像にもある通り、濡れ光っている所に瑞々しさを感じさせます。


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やわからいので笹によくくっつきます。はがす時は気をつけて。
青海苔が入っているのはちょっと意外でしたが、なかの漉し餡とも合います。私自身はシンプルな半兵衛の麩饅頭が好みですが、こちらも美味しく頂きました。

余談。和の学校の麩についての記事(麸嘉さん協力)が麩に限らず参考になりました。
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by ranjin | 2005-08-10 01:23 |

飲み直し

隣駅のラーメン屋に寄りました。
そのラーメン屋は酒類(ビール、焼酎、日本酒)も出すお店です。
おまけにやたらと肴、というより惣菜が多いのです。
最近は2階にカウンターをつくって、本格的な居酒屋(どちらかというとBar)まで始めました。
お店の発展具合は下記の通りだそうです。一風変わっています。

仕出し弁当(昼)→ラーメン(夜)→居酒屋(夜)

肝心の出されるラーメンは「健康志向」。
第一印象はラーメンというよりは蕎麦に近いかもしれませんね。
滋味深さがあって美味しいと思います。
惣菜もさすがに仕出しをやっているだけに真っ当なできです。
しかも300円、400円が主軸。
昼間用の仕込みの延長と思いますが、それでも東京では破格です。

惜しむらくは日本酒なのです。
ご店主の嗜好は「華やかなお酒」。
私の様な「酒らしい飲み応えのあるお酒」とは縁遠い。
何度かお酒を持参しましたが、「旭菊 特別純米 綾花 15度貯蔵・瓶囲い」がヒット、「旭菊 純米吟醸大地」が良さそうな感触でしたが、「睡龍 生もと純米」はダメ。
ご店主自体、違いもある程度わかった上でダメと仰るから、これは難しい。
取引先の酒販店も教えて頂きましたが、そちらにも上記両タイプあることがわかっています。それでもなおの選択だそうで。

あ~、もったいない、もったいない。



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というわけで、自宅にて飲み直し。肴は何もなかったから塩気のやわらかな「フルムダンベール」でした。やっぱりこういったお酒。そしてやっぱりお燗でしょ。
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by ranjin | 2005-08-10 00:29 |