酒40、食30、店10、物10、他10。たぶん。


by ranjin
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<   2006年 05月 ( 4 )   > この月の画像一覧

お伊勢参り

京都を後にして向かった先は伊勢でした。
京都駅から近鉄にのり、伊勢市駅に向かいます。
小学生の頃から一度は伺ってみたいと思っていた場所が神宮
昔には一度はお伊勢参り、その後は60年に一度のおかげ参り、として古くから参拝者を集めたこの地。
今回は堪能すべく外宮と内宮を歩き回りました(正調なのは二見浦で斎戒してからでしょうけど)。
なお、事前にお断りしますが私自身は神道というわけではありません。また、面倒なので用語解説は致しません。


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やはり気になるお酒。こちらは白鷹でした。純米酒が詰まっているかは未確認。是非とも古来から伝えられた純米酒が詰まっていて欲しい物です。ちなみにおかげ横丁で白鷹のお店があります。甘酒(アルコールなし)はきちんと作られていて美味しかったですよ。


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外宮の正宮です。当たり前ですが真っ正面からは撮影していません。ご覧の通り、外宮でもかなり感動ものです。ここに到るまで大いに自然を感じましたが、正宮の姿に更に圧倒されます。


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外宮についても色々と掲載したかったのですが、内宮も見所が多いので割愛。ということでここから内宮です。こちらは五十鈴川を渡る宇治橋の手前。鳥居の風格が見事。そして参拝者が多かったことがお解り頂けると思います。


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意外かと思われますが、庭園があります。手入れが行き届いていて背景と相俟ってなかなかに良いものでした。ご婦人のお着物との色合いも良かったので、撮影。


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手水舎もあるのですが、この日の様に天気が良いときには五十鈴川で身を清めたいものです。憩いの場として落ち着くこともできますね。


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階段下から正宮前ですが、、、混雑しすぎです。拝める箇所が人数に比して狭いので致し方ないですね。それにしても正宮の真ん前で写真撮影する様な馬鹿者が多すぎて辟易としました(衛士の方もぴくぴくきていました)。なお、八拝される方はいらっしゃらなかったです(人も多かったですし)。基本的な二拝二拍手一拝で宜しいかと思います。


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式年遷宮の御地です。今なお式年遷宮を残しているのはここ伊勢神宮と住吉大社くらいだと思います。幽玄を感じます。


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普通の方はここまでいらっしゃらないと思いますが、神宮司庁です。伊勢神宮ともなると社務所も立派なものです。


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五十鈴川を宇治橋から撮影しました。日を浴びた清流は綺麗で言葉がありません。


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内宮の側にあるおかげ横丁です。混雑を極めていましたが、私はこちらで伊勢うどんと甘酒を頂きました。そして定番の赤福を購入。


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こちらは名古屋のホテルに到着後の風景。生(?)赤福(当日賞味期限)と薄茶。結構、いけました。ちなみに京都のホテルの方が水は良かったです。


総括として。伊勢神宮は自然に囲まれていて、未だ神秘性を残している数少ない神宮だと言えます。大変素晴らしい、次世代に残していきたい存在だと痛感した次第です。
なお、神楽殿で御札等を授与されている風景を写真に撮ろうとして、怒られている馬鹿者がいました。当たり前。
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by ranjin | 2006-05-29 01:10 |
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越後屋若狭(本所、東京都墨田区千歳)の「卯の花もち」「若葉」「五月雨」です。2006年5月の生菓子になります。

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上から「卯の花もち」「若葉」「五月雨」です。個人的には藤の意匠が素敵な「若葉」に心を奪われました。

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by ranjin | 2006-05-21 22:49 | 越後屋若狭
京都二日目も和菓子で朝がはじまります。
それは川端道喜の粽から。


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今回の旅の目的の一つとも言えます。それは15代道喜が記述した「和菓子の京都」を拝読し、その内容に感銘を受けていたからです(記事に書いてある「目前で食べ損ねた」から、ではありません、、、よ)。いつか頂きたいなと思い、遂に結実。五本で一束ですが、流石に独り占めは勿体ないので、二本を居酒屋のたかはしさんに差し上げました。


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道喜の粽のうち、水仙粽を購入しました。笹がこれでもかこれでもかと使われており、ホテルの部屋が笹の香りに包まれます(不思議とこの笹の香りはお茶にも合うかと思います)。この時点でただものではないな、と粽に向かってひとりごちました。次にこの瑞々しさ。まさに純粋。なんだか語るのもおこがましくなる雰囲気。味わいにインパクトがあるものではありません。見た目もなんだかぷるぷるした白透明の食べ物。しかし、ただただ純粋な佇まいが強く心を打ちます。格段に高いものですが、年に一回は食べたいと思わせるお品です。


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次に昨年もお邪魔した松屋常磐(中京区堺町通丸太町下ル)に伺いました(ちなみに車のナンバープレートはプライバシーもあるので当方で写真を加工)。京都御所前の老舗です。こちらの味噌松風は大変美味しく、良くお土産にしますが、それ以上にこちらのきんとんが大好きです。何しろ、きんとんにしては安い :-)


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ご覧の通り、決して嘯月の様な芸術的な細やかさや、末富の様な煌びやかな造形ではありません。ただ、なんとも温もりのある雰囲気が好きです。そして、口溶けの良さが透き通った味わいを感じさせます。このきんとんは酒飲みにも受けるのではないかと思います(しっかりと甘みはあります)。


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やはり濃茶。ちなみにきんとん下の懐紙が濡れ始めているのが解るかと思います(おいて数分)。それだけ水分量が豊富ということですね。これは嘯月、末富、そして、後にでてくる御倉屋もそうでした。塩芳軒はもう少し堅めです。


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最後に包装。あぁ、うっとり。平安京なんて書いてしっくりいくお店はそうありません。


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いくら美味しくてもきんとんと粽ではお昼にはなりません。お昼は懐石の老舗、近又(京都市中京区御幸町通四条上ル)に伺いました。お座敷ですとお値段が跳ね上がるので椅子席にて。新しい風も感じられる味わいですが、ベースはやはり脈々と受け継がれているお味なのでしょう。御雑炊をこれでもかというほどに入れて頂いていた事に感謝。やはりご飯が一番です。汁も含めて空にしたら少々驚かれていました。
食後に女将さんとお菓子で長話。生活のお菓子と茶席のお菓子の違いについてのお話。参考になりました。


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お腹も満腹。ということで、次は北を目指します。目指すは御倉屋(京都市北区紫竹北大門町78)。そしてこの店、と、遠い。
そもそも近く(といっても歩いて30分くらい)に上賀茂神社があるくらいの京都市の北。京都に来てはじめて迷いました。閉店時間も近づいていたので、歩きながら電話をしてお店の場所をきいていると、、、ここかー、ということで到着。
通りに面しているので、それさえ外さなければ迷うことはないはずなのですが、、、お店が暗いから、目立たない。。。しかもこんな場所。良くまぁ、やっていけるものです。それだけで感心しきり。
お店に入るとジーパンをはいたお姉さんが応対してくださいました。うむ家内制手工業って感じです。閉店間際なのにも関わらず、予約の品物以外にも地方配送をしてもらったりと我が儘をきいてくださいました(そちらのお品物は改めて取り上げたいと思います)。感謝。


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遠くまで足を運んだので、感慨も一入。きんとん、薯蕷饅頭を頂くと、やはり美味しい。特にきんとんのお味は瑞々しさが口に広がり、嘯月とも松屋常磐とも違った意味での純粋さを感じました。ここまで来ると高次元の比較になるので後は好みだと思います。この地で営んでいける由縁をお菓子から感じました。


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京都最終日は味舌(京都市東山区祇園町北側246)。京都は祗園、南座の向かい、縄手通から東十軒目という何とも解りやすい場所にあるのですが、見事に通り過ぎました。御倉屋からの帰りで少々時間も消費していまい、最終入店時間で予約していたので、またもやお電話。大変丁寧に誘導して頂けました。
水打ちされた路地を歩き店内に入ります。白木のカウンターにて、出汁のきいたお料理を頂き、心もあたたか。特にお椀物が美味しくて、しきりに頷いていました。なお時節柄か菖蒲酒が食前に振る舞われました。意外とこれが美味しく驚きの食前酒に。また食後には自家製和菓子。なんとも嬉しい。茶席とは違う料理屋さんの和菓子を煎茶と頂きました。それぞれの自負と共にある、そんなお菓子が根付くこの地はやはり特別な地ですね。
その後、たかはしさんに出向いて、となりのおじさんと会話しつつ(東京出張される方がいたので、志ノ蔵さんと井のなかを紹介)、ほろ酔い気分でホテルまで。大満足の京都でした。


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おまけ。八坂神社の拝殿前で。これってギャグ?
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by ranjin | 2006-05-08 22:31 |
京都、伊勢、名古屋を巡り、一人旅をしてきました。
京都は和菓子屋さん巡りを二日(贅沢三昧)。
伊勢は念願の神宮への参拝(質素に)。
名古屋は名物料理を二日に渡って頂きました(質素に)。
全日通して神社を回ろうとしていたのですが、時間の関係であまり回れなかったのが悔やまれます。ちなみに神道というわけではありません。



京都初日はまず塩芳軒(京都市上京区黒門通中立売上ル)から。東京でもお干菓子の一部を頂くことはできますが、生菓子は初めて。わくわくしながら中立売の通りを歩いていました。
小路に入るので目立つわけではないですが、写真掲載の通り老舗の風格が漂う門構え。店内も同じで、それでいて突き放した感じがないので落ち着けます。
生菓子は予約しなくても購入できました。二つほどあまり意識しないで選んだのですが、後ほど面白いことになります。
近くに近年人気の出た陰陽師安倍晴明を祀る晴明神社があったので伺いましたが、あまりにもあまりな雰囲気に早速退散。商業主義的過ぎるというか、まるでおもちゃの様。



直ぐに次の和菓子舗である嘯月(京都市北区紫野上柳町6番地)に伺いました。小学校の近く、住宅街にぽつんと佇むこちらのお店は、京都を代表する生菓子をつくられています。注文菓子舗らしく、お店の中はこじんまりとしており、予約した品を受け取るのみとなっていました。奥様とおぼしき方の接客に心温まるものを感じながら、お店を出ました。温かいお店でそれだけでも再訪したくなりました。ちなみに当日は風が強く、近くの小学校の桜の残り花が風で舞うため、それは風雅な店先となっておりました。



そしてお菓子のなんという細やかさ。きんとんの造形の美しさは今までで視たことがありません。ある種の芸術の域に達していると私は感じました。



一度ホテルに戻る前に、友人の友人(微妙ですな)の香木屋である山田松香木店(京都市上京区室町通下立売上ル)に伺いました。外観は以前にも拝見していましたが、中があまりに立派で流石は香木屋の老舗と納得。こちらの本店でしか購入できない品物もあり、京都観光に立ち寄る価値はあるかと思います。



次に訪れたのは末富(京都市下京区松原通室町東入ル)。今回は予約しましたが、当日伺っても購入できます。茶席で高名であるだけではなく、京都では虎屋に匹敵するほどに名の知れた名店です。それだけにお値段も破格。ただし、それは名前というよりも内容に比する部分があると思います。例えば如実にわかる大きさ。




こちらはきんとんの「つつじ」。左が末富、右が塩芳軒。塩芳軒のお菓子は私の不注意で潰れていますが、明らかに末富のお菓子が大きくできています。お値段にはねる一つの理由はこの大きさもあると考えられます。



なお、この日は塩芳軒でもう一つ購入した唐衣も末富と重複しておりまして(末富には銘で頼んでいないため)、更に比較して頂くことが出来ました。



さて、和菓子ばかりではお腹もふくれません。お昼は辻留(京都市東山区三条大橋東入ル)のお弁当。JR伊勢丹で購入出来ます。出張懐石で高名を馳せる辻留のお弁当は、何れのお品も旬の味が丁寧に調理されていて、名に違わないお味でした。お弁当用に誂えられているというのは非常に重要なことですね。最初は仕出しで有名な菱岩のお弁当を考えておりましたが、この時期には間に合わずに断念。いつか頂きたいと思います。



夜は奮発してたん熊北店本店(京都府京都市中京区河原町通四条上ル三筋目東入ル)に伺いました。所謂カウンター割烹の基礎を築いた老舗。カウンターにて頂いたので(座敷もあるそうですが)、色々とお話をしながら頂きました。いずれもオーソドックス。出汁と旬のお野菜のお味に納得の味わい。形もこの季節を反映していて、特に前菜に一工夫。そしてとりとめない会話がまた楽しい。これだけ名が知れ、半世紀以上を重ねたお店でいても奢らない姿勢に感銘を受けました。決して店内の装飾もお味もインパクトを強力に感じるという内容ではないのですが、老舗たる由縁を存分に感じさせてくれる安定した味わい。そして気持ちの良いお店でした。一応、ジャケットを着ていきましたが、特に必要はないと思います。ただまぁ、地元の方や慣れた方など一定の理由がある方以外は、Tシャツやジーンズは遠慮したいところですね(私は着替えて行きました)。



京都の夜は長いものです。その後、居酒屋のたかはし(京都市下京区高倉通四条下ル京阪ビル2F)に伺いました。昨年お邪魔した時よりは幾分わかりやすくなっていましたが、それでもわかりにくい看板。カウンターでお話していると、辨天娘の話から山枡酒店さんのお話へ。そしてこの時はじめて上原先生が御逝去されたことを告げられました。暫し呆然。そして手には睡龍。偉大な龍が健やかにお眠りになられることを祈り、ただただ乾杯。



翌日もあるので、ホテルに戻って酒気晴らしにお茶をたてました。やはり濃茶ですね。
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by ranjin | 2006-05-02 20:47 |