新年、酒を巡りて(1)
2007年 01月 31日
新年は島根の湯抱温泉におりました。この場所、島根でも普段訪れる事がない場所で、ある種の秘湯と言えるでしょう。温泉場というには少々寂しくなっています。
以前はこの地域も栄えて居たようで、こちらの旅館も長期の湯治客が泊まれる様に、部屋数も多くありました。
昔からそうなのだと思うのですが、部屋数の割には風呂場はなんと混浴&二人しか湯船につかれません(時間で分けている模様)。
ただ、湯ノ花が堆積して出来た風呂桶(?)はなんとも芸術的です。
そこで頂いた新年のお酒は辨天娘H17BY純米大吟醸。もちろん持ち込みです。ちなみに昨年は辨天娘H16BY純米大吟醸でした。お燗にしたいところですが、ご迷惑をお掛けすることもできないので、常温で頂きました。
こちらは旅館の方に出して頂きました。本格的な酒器でお節をつまみながら。中身は旭天佑だと思います。
温泉で休んだ後、ふと帰途に道ばたを見ると見慣れたものが。山陰にいるのだなぁ、と実感した一時でした。
正月一日、二日はこうしてゆったりと過ごしていたのでした。