リベンジ、ではなくて転勤になった親友を漸く訪ねることが出来ました(もう一人の親友と共に)。
三回に渡ってお送りする今回はその一回目です。

友人の勤務先が入っているミッドランドスクエア。大きい。そして新しくてきれい。
今はまだ商業棟が入っていないとのこと。部外者立ち入り禁止で内部にも入れずちょっと残念。2007年3月オープンの様ですね。

昼時についたので、早速友人宅近くの味噌煮込みうどん屋の「山本屋総本家」に。
まともな味噌料理の名物にはじめて出会った印象。東京にあっても美味しいものは美味しい。
ちなみにこの今池にあるお店は山本屋総本家ののれん分けの様でした。ここでしか食べられない味つけもあるとか。
後でしりましたけど、なにやら山本屋総本店というお店もあるそうで。

「これふるとうまいんだよー」といってとんでもなく大きなつつでふってくれました(一味唐辛子)。

どこに行こうか悩んだ結果、友人も行ったことがないという徳川美術館へ。ほんと、名古屋で行く所がありません。他に浮かんだのは名古屋城くらいです。
それはさておき、入り口の古めかしい門に味があるなと思っていたのですが…

とんでもなく近代的で立派な建物。そして中央には勿論、葵の御紋です。なんというか声がでません=唖然。ちなみに展示品は建物が大きいので沢山展示され、しかも良いものが多かったです。その時は企画で茶器が中心だったのですが、飲んでみたいと思わせるものばかりでした。
とはいえ、途中から飽きてきた我々は、赤い字が書かれているもの(国宝、重文)だけ見ていました。

庭園が別料金で併設されているのですが、よく見るとお解りの通り、あまりに人工的過ぎて興ざめ。

錦鯉。金鯱は明日にとっておいて、金鯉。

夜は友人宅近くの鶏三和はなれにてお酒と鶏を頂きました。

やはり食後のデザートは和菓子ですね。
徳川美術館近くにある、前回お伺いした芳光さんにお邪魔しました。わらび餅を食べさせて(そして食べ)上げようと思っていたのですが、やはり夕方には売り切れでした。
初日はこの様にちょっと活動的に過ごしたのでした。

越後屋若狭(本所、東京都墨田区千歳)の「山川」「おりべ茶巾」「霜月」です。2006年11月の生菓子になります。

上から順にごまを使用したそぼろ仕立ての「霜月」、同じくそぼろ仕立ての「山川」、茶巾しぼりの「おりべ茶巾」になります。
おりべ茶巾で越後屋若桜さんの上用練り切りを堪能しながら、霜月の色合いから冬の気配を感じます。
ところで山川ですが、山川と言えば和菓子のお好きな方は、松江の和菓子屋で作られる落雁の山川を思い浮かぶのではないかと思います。
今度お聞きしようかと思うのですが、この山川に発想を得たお菓子ではないかと思います。秋を感じさせるお菓子です(元の歌からも)。

伺った日から今年の棹物を始められたそうです。例年通り、よもぎ羊羹と栗羊羹になります。小倉羊羹は栗羊羹が終わる頃に始まるとのことでした。こちらも例年通りですね。
昨年のお菓子もご参照下さい(山の里を食べ損ねました)。

江戸屋(東京都中央区日本橋大伝馬町)の洋服ブラシです。創業1718年とのことで、つまりは享保年間から今に伝わる老舗ですね。初代は将軍お抱えの刷毛師(はけし)だったそうです。
洋服の手入れはブラッシングから。
ウールやカシミアなどの獣毛の衣料は、繊維の目に空気中の埃などがつまるため、着用後はブラッシングが必要です。
やるとやらないとでは、モチ、生地の見た目、重さも変わります。思ったより変わるので効果覿面というところでしょうか。
今回はかための豚毛でありながら、番手の高いウールやカシミアといったやわらかい生地にも対応可能なブラシということで、機能性と信頼性からこちらを購入した次第です。
ただ、金洋服店の店主へのインタビュー記事にもある通り、「こまめにやることが大切で、ブラシの値段は関係ないのです」ということですね。

ついに買ってしまいました。そしてケースまで…。ちなみにケースが先に届きました(遅いだけではなく、アップルコンピュータの配送(で利用している会社)には不満が残りました)。

しかも刻印サービスまでしてしまいました。2時間近く考えて決めた言葉でした。
1月半触っての感想は下記の通りです。
- 小さい、軽い:いつか無くしてしまいそう
- 8GBは大容量:そんなにCD持ってません
- 意外と操作しやすい:最初電源落とせなかったですが
- iTunesでのダウンロードが多種多様:不安定でPCがダウン多数
- 付属品が簡素:コネクタ部のフタがない、イヤホンの色が白…
いろいろ難癖つけましたが、総評:お薦めです(実ははじめてこの手のものを買いました)。